【対戦記事】シロガネ山 ポケモンコンセプトマッチ 桂馬 vs しゃわ 2023/10/07(土)

繰り返しになりますが、来る先週土曜日にシロガネ山というポケモンの対戦企画で超有名古参強豪ポケモントレーナーである桂馬さんとGBA、第3世代のシングルバトルをさせて頂きました。


 

 

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事前に撮影したPV

【ポケモンXDコンセプトマッチPV】桂馬 vs しゃわ ”桂馬?強いよね”


 当日の対戦動画

 【ポケモンコンセプトマッチ】桂馬 vs しゃわ【シロガネ山】

 

今回の記事は上記の動画を既に見て貰ってる方向け対戦解説となります。

また、前回の構築記事は 【構築記事】いばみがハピ2023令和最新版を参照ください。

  • 前回の構築記事のおさらい5つ
  1.  第3世代におけるポケモントレーナーとしての対戦経験、実力は桂馬の方が客観的に遥か格上。そんなことは事前インタビューですづけビーンが言ってるように百も承知。 
  2. 自分は桂馬さんという格上のプレイヤーをぶっ壊しに行く側の挑戦者側的立場であること
  3. BO3というルールの中で十数年かけて温め続けてきたパーティに色々ギミックを詰め込み、会場を沸かして最高のエンターテイメントな試合を観客に届けたい!https://livedoor.blogimg.jp/anigei-mangabox/imgs/c/4/c47cf476.jpg
  4. ”やんちゃ鉢巻電磁波サンダー”は電磁波ボルトロスとガラルサンダー両方の性質を持つ♣️画像
  5.  桂馬さんは先制の爪が個人的に嫌いで使わないという事前情報持ち(*カウンターにも弱いらしい)


  • 1戦目選出

 自分専用のメモ用Discord鯖にログが残っていたので思考回路を辿るためにも共有しておきます。

2投稿目のポケモンの後の記載は持ち物予測ですが、サンダー爪と書いてあるのは最低最悪のパターンを想定しているだけで多分ないだろうなと踏んでいます。調整ヤタピとかカムラとかオボンあたりを想定しています(実際はオボンでした)

あと別に難しいわけではないですが、カビゴンメタグロスヘラクロスの持ち物は見せ合い段階で当てられていますね。(これはまじで大したことないです)

 ラグラージはパーティ次第でカムラもあり得るとは思いますが、カゴが浮いてるのでサンダーかラグラージのどちらかはカゴだろうなーと言った感じ。


いつも僕が使っているスタン気味のパーティや受けループなどでは基本的な選出の考えとして

「このポケモン来たら受けらんねぇ!この型きたら崩壊する!!」ってパターンは極力避けて、誰が来てもある程度は受け出し出来るような選出をしています。

初手で出し負けてそのままゲームセットということは極力避けて、少しでも試合が決定的な状況に陥らないような丸い選出をすることが多いです(例:GBAではカビゴン スイクン ゲンガー)

ただ、このパーティは破壊力殺意マシマシな上、ジュカイン含めてかなり柔軟に立ち回り次第で1:1交換取ったり麻痺混乱のストコン運ゲー仕掛けて行ったりで打開出来るので ○○がいるから○○受けを入れようといった考えで選出をしていないです。

どちらかというと相手の選出的に来そうなやつに対してメタを張って確率を極力上げて壊す。

BO3という特殊なルールなので相手の技やアイテム、努力値振りの情報を極力剥がしつつ太い拓をぶち当てる! というのが基本方針となります。



さて本題に戻ります。

当時の思考回路としては桂馬はカビゴンはほぼ選出して、メタグロスヘラクロスはかなり高確率で来そうだなと思っていました。また、サンダーは基本的な型であればあまり選出されないかなと思っていました(実際は3戦とも選出されてしまってます)

というのはこのパーティ、基本的に構築記事で書いた通りパーティの軸はGBA最重要アイテムである残飯を持っている電磁波いばみがハピナスなわけです。

サンダーに対してハピナスを出せたらそれだけでもうかなりリターンが取れる(後続に電磁波が入る)わけでそれを桂馬さんが嫌うかなあ?と思っておりました。

実際は桂馬さんのパーティがの6匹のうちサンダー以外5匹が物理(種族値がA>C、別にラグラージの型とかは知らないです)というのもあってハピナスを凄く出しにくく桂馬さん側が選出の選択権を握るサンダーを自由にさせてしまったというのが今思う振り返り、反省となります。

対してこちらは種族値がC>Aのポケモンがカビゴン以外6匹中5匹で特殊が5匹のパーティとなります。

 同じルールなのにこちらは特殊5体で殺意マシマシ。

でも桂馬さんも物理5体でこれまた殺意高めでした。きっとエアームドとかを殺す何か毒薬(雷パンチグロスとか文字マンダとか)がパーティに入ってるんでしょう。いや知らんけど。


で、特殊5匹なんだからカビゴンは絶対来るだろーと思ってましたが実際は1戦目と2戦目は相手の選出はサンダー(1戦目先発) ヘラクロス(2戦目先発) メタグロスでした。

対して私の1試合目の選出はサンダー ゲンガー ジュカイン。

ゲンガーがAS爆破でサンダーヘラクロスに加えてHSラグ(高乱数)くらいなら一撃で倒せるし、見た目腐ることはないなと思っての選出(相手はカビゴンがいるという思い込みもありゲンガーの後ろに対メタグロスのケアと電磁波撒きとしてのサンダーまでは確定です。

最後の1匹はスクショの通りカビゴンかジュカインかで迷った結果、初戦は勝っても負けても相手の持ち物を割って情報アドバンテージを取りたいということでジュカインを選出することになりました。あと単純にサンダーの電磁波と合わせて運ゲーが出来るというのもあり、勝率も高いだろうと踏みました。


  • 1戦目1ターン目

予想に反してのサンダー選出、しかも先発。 こちらサンダー受けのカビハピおらず。

ただ、相手のサンダーのHPが180だったので最悪の展開である桂馬さんが悪魔に魂を売っての爪サンダーである確率がほぼ0になりました。これは前提が崩れなかったのでよかったです。

参考までに爪サンダーの有用性 と 爪サンダー入りパーティ一例  大体S123にしてHPをもっと多めに振ることが多いです。何ならH197まで振り切って僕は使っていました。

さて、自分側のサンダーのSは純速ー1(めざ格の個体値仕様上)の実数値151な上やんちゃで特防は下がってるわ10万ボルトの火力はないわで基本的にサンダー同士の撃ち合いには最弱の部類に入ります。

ここら辺は剣盾シングルでガラルサンダーが原種サンダーに弱めなところに少し似てますね。飛行技と格闘技を両方半減出来るポケモンって後の世代でもそんなには多くないです。

もしも桂馬さん側が控え目の身代わりヤタピ雷サンダーのような型だとしても、流石にお互いのS関係も型も割れてない状態で身代わりは打てないと判断して電磁波を打ちました。

これは持ち物チェックを兼ねてます。まぁラムはほぼグロスかなと思ってましたが、のちの世代(バトレボ等)で先発ポケモンはラムの実を持たせると安定すると言った定説があるので。

実際は催眠技がそんな強いわけではないGBAにはそこまで関係はないのですが・・・。


さて、電磁波を打つことは開幕1秒で決まったものの即断即決すると怪しまれるので桂馬さんが選択するまで待って電磁波を選択しました。

相手の10万ボルトがHP165→67で98ダメージほど。乱数次第ではありますがCにふり切った控え目ではないことがとりあえずわかります。C160くらいからC176の間くらいの感覚です。

こちらは電磁波で麻痺らせる。持ち物チェック兼ねて最低限の仕事は完了しました。


  • 1戦目2ターン目

こちらの控えにサンダー受けのカビハピはいないわけですが、電磁波が入ったのでここからでも立ち回り次第でいくらでも何とかなります。

153ジュカインの耐性を生かして10万ボルトをタイプ受けで場に出します。

H153→110

POで何十回も対戦してるのでこれで相手のサンダーのCが165近辺であろうことがわかります。C176とかだともっと喰らいます。


  • 1戦目3ターン目

ジュカインが即座に身代わり、桂馬さん側はそれなりに長考の後サンダーを引っ込めてメタグロス。

ここはジュカインは身代わり安定なのでですがサンダー側は10万ボルトでも身代わりが壊せるので、もしドリ口やめざ氷がなくても突っ込もうと思えば突っ込めます。

ただ桂馬さんのパーティのようにがむしゃらを空かせるゴーストタイプがいないパーティの弱点としてこう言った時にもし突っ張ってジュカインに麻痺や粉などで身代わりを残させたまま倒されてしまった場合、最悪1.9匹や2.9匹持っていかれるという非常に大きなリスクを背負うことになります。

まだ1試合目のこの段階でその大きなリスクを背負わずに安定した行動をとりました。桂馬さんらしく硬い防御行動です。

 

  • 1戦目4ターン目

さて始めました、第2回持ち物チェックタイム。

 選出段階のDiscordのスクショ

 

にある通り、ヘラクロスとメタグロスがこの環境で同居している場合 プレイヤーが爪を使わないのであればほぼほぼヘラクロスが鉢巻でメタグロスがラムというのが鉄板です。

ヘラクロスは裏拓でカムラだったりもあり得るんですがだいぶ構築のパワーが落ちてしまう反面、メタグロスは鉢巻を持たなくても爆破があるので最低1:1交換が取れる安心感があるのが理由です。

もしこの試合が1本先取だったら威張ってないかもしれないです。(いやそもそも構築も選出も立ち回りも全て変わってくるので、仮定の話を持ち出すのは野暮かもしれないですね)

結果、威張るがヒットしてラム消費。攻撃が上がったメタグロスの地震で身代わりが破壊されました。

ここで「おや?」と思いました。 こちらにはラム警戒のがむしゃらという選択肢があります。

この時のジュカインのHPが72で、がむしゃらをした後にサンダー(Aの低いコメパンはまだ耐える)引きで10万で縛れる状況になってしまいます。この地震はすごくリスクの高い行動。

そんな中、地震を打つ・・・

さては桂馬さん 153ジュカインの調整を・・・

 

この気付きが3戦目で生きてきます。

  • 1戦目5ターン目

お互い何も考えず身代わりと地震。

もしここで粉が発動してたら割と大惨事になってた(がむしゃら後に新緑リフブレ乱数圏内。威張るも選択肢)所なんですが粉は発動せず

  • 1戦目6ターン目

がむしゃらと地震 ここでも割と粉が発動したら大惨事になってましたが発動せず

  • 1戦目7ターン目

メタグロスを倒すだけなのだが、サンダーを出すと相手の死に出しサンダーに今度こそ引き先がいなくて詰んでしまう(&最後1匹となるゲンガーの爆破が腐ってしまう)のでゲンガーを死に出しします。

桂馬さん側はこちらの残りサンダーゲンガーに対してメタグロスを残しておく必要がないので即選択。

こちらは少しだけ時間を使った振りをして炎のパンチ(元々これしかなかったんですが)

  •  1戦目8ターン目

桂馬さんはヘラクロスを死に出し。

ずっと裏はカビゴンだと思っていたので、この時点でなんと「お互いの選出にサンダー受けがいない」という足を止めたインファイトが展開されていることが判明。

やりますねぇ!

 

さらに 画面に映るヘラクロスのHP187にもテンパリマした。

ヘラクロスは鉢巻であることはメタグロスのラムが割れた時点で確信していたものの、「え?もしかしたらビルドカウンター型? っていうか前のターンに炎のパンチ見せてるのに出てくるの? いやHPそんなマックスまで振られてたら(無振りヘラなら2発で落とせる炎のパンチで)2発で倒せないが?困ったなーー」

と一人でかなりテンパりました。

普通にこの時点で拘りめざ霊が一貫しており桂馬さん視点ではほぼゲームセット間近だったのだがかなり混乱した。

ゲンガーは炎のパンチで半分削れず、拘りめざ霊でゲンガーが倒れる。会場は沸いていたと思います。(ヘッドフォンしてて声は聞こえないんですが、何となく雰囲気です。)

 

  • 1戦目9ターン目 

サンダーを死に出し。この時点でかなりの確率で負け試合なのですが、BO3なので次戦より2連勝して最終的に自分が勝つには何が最善なのかを必死に考えます。

ここで取れる選択肢は5つあります。

ドリ口 めざ格 電磁波 10万ボルト 降参

電磁波を打つのは既に技を見せているので、一番情報アドバンテージが少ないです。

しかも自分のC無振りの実数値145のサンダーだと10万1発で倒せないから麻痺2連痺れを狙った勝率を高める最適行動だと思わせることが出来る。

ただ1発で痺れてしまった場合は不自然に電磁波を2回連続で打つことになる。そこで投了しても不自然となります。没。

 ドリ口を打つと目の前のヘラクロスは100%処理できます。。ただ次出てくるサンダーにドリ口を打つ不自然さが出てしまう上、情報アドバンテージも与えてしまいます。これも没。

めざ格は? C振りのめざ草と似たダメージが出ますが明らかにヘラクロスに効果半減の技を打つのは不自然ですね。没。

というわけで残りの選択肢は10万ボルトか投了となります。

10万ボルトを押すメリットは急所と追加効果、既に麻痺ってるサンダーの痺れなどでヘラクロス➕サンダーを倒せる可能性が少しだけあることです。

逆にデメリットはこちらの Cが低いことが相手にバレてしまうこと。

桂馬さん視点で、しゃわのサンダーはHP165だし控え目CSサンダーで何ならヤタピを持ってるんじゃないかといった最大火力のハッタリが効かなくなります。

最後の選択肢として投了はメリットは情報を相手に与えないこと、デメリットは勝率が0になること。

既にキャンプでてるるさんにはサンダーの技構成をお伝えしていたので、自分の逡巡っぷりがわかる人が会場に1人でもいてよかったなーと思いました。


結局、あの場面で10万ボルトを持っているサンダーが投了するのも不自然さを残すと判断して10万を選択しました。

麻痺って根性発動しためざ霊と被弾というなかなか盛り上がる閉幕となりました。

 

この8、9ターン目にほぼ勝負は決していたのに自分側だけ長考というのが2戦目の狙いに繋がることになります。


  • 2戦目 選出

1戦目の敗北と引き換えに相手のヘラクロスが鉢巻めざ霊であること、予想通りグロスの持ち物がラムであること サンダーは多分それなりに耐久と火力に振りつつS152以上あること(普通臆病ならS154以上にするし、控え目でも臆病ヘラのS150を抜きつつS152まで振り切る。中途半端にS151に止める意味がない) アイテムはカゴヤタピオボン 何ならカムラすらもあり得るという情報を得ました。


選出のポイントとしては、こちらのサンダーが相手のサンダーとの殴り合いで不利を取っていることが明らかになりました(元々やんちゃ鉢巻サンダーがサンダーミラーで最弱クラスなのはいうまでもなく)ので、引き先としてハピナスかカビゴンのどちらか選択する必要があります。

ハピナスのメリットは電磁波運ゲーで後出しヘラクロスなどに運ゲーを仕掛けられること。もし桂馬さんが選出を変えてきてカビゴンを出してきた場合、起点に出来る可能性もあります。

ハピナスのデメリットは釣り出しや偶発対面、死に出しでの麻痺ってない状態でのヘラクロスへの引先を考える必要があります。

対してカビゴンのメリットは相手がほぼ選出してくるであろうヘラクロスに対して最強のカウンターという行動があること。この一撃で試合を決めるだけの破壊力があります。




ハピナスを選出する場合、ヘラクロスのケアや威張った後のカビゴンの処理で基本的にゲンガーが必要になります。

サンダーハピナスゲンガー

カビゴンサンダージュカイン

ハピナスベースでうまく電磁波を入れて運ゲーを仕掛けるか、カウンターカビを主体に刺しに行くかの2択。

結局ハピナスかカビゴンどちらかを選ぶ のではなく、ゲンガーを選出したいかで決めました。

相手のヘラクロスがめざ霊とわかっていて、しかもこちらのサンダーはドリ口を所持していないアピールをしています(超重要)

そしてゲンガーの炎のパンチはヘラクロスを2発で倒せないことが明らかです。

→相手は1戦目も取っているし、例え選出を変えてこなくてもヘラクロスは構築に刺さっていると判断して選出してくる可能性が高そうです。

ということでカウンターカビ入りの選出となりました。

理想とする試合展開は、まずこちらにカビゴンがいることを相手に伝える(先発)

その後カウンターを隠して戦いつつ、適度にお互いの控えの情報が割れる

相手のサンダー等に対してカビゴンを明らかに出さざるを得ないタイミングで相手がヘラクロスを釣り出ししてくる

こちらの控えに一貫してる技を安心して打てる状況を作り出す

頭を抱える振りをしつつ、勝利を確信している相手にドヤ顔でカウンターを決める

といったところです。大体5〜6ターン目くらいにカウンターを決めたいと思っていました。


  • 2戦目 1ターン目

こちらは先ほど拘り鉢巻ヘラクロスに一貫性を作られて手痛くやられてるので、普通であればサンダー先発が定番なのですが敢えて前回と選出を変えてるよということを伝えるカビゴン。

対して桂馬さんはいきなりヘラクロス。 開幕早々勝負を決定づける1ターンとなってしまいました。

こちらのカビゴンのHPは256。

自分はカビゴンの努力値は散々ブログで書いてきたように、HP256=残飯鈍い眠るカビゴンだという刷り込みは十数年掛けておこなってきました。

そしてHP255がカゴ眠る型、HP257が残飯鈍いカウンター型です。

本来試合展開の中で怪しさを捨てて、相手が勝ちを確信したところに誘ってぶち当てたかったカウンターという選択肢。

交代読みの雪崩打たれて怯んだりしたらその時点で敗色濃厚(次の拘りメガホを絶えなくなる)

いやそもそもこの構築を桂馬さんが知ってたら一旦カウンターケアでメタグロスに引いてくるのでは・・・?

もっと確実に拘りメガホが一貫していて相手が撃ってくるという確信があるところで使いたっかったし・・・・・ウジウジ・・・





タイミングとハートだぜ!

うるせェ!!! いこう!!! 



観客にはヘラクロス選出を読んで、予めカビゴンでカウンターを狙っていたかのように見えたかもしれませんがそんなことは全然なく色々な考えがあった上での選出、1ターン目となりました。

  • 2試合目2ターン目

桂馬さんがメタグロスを死に出し。

重要なのはカビゴンのHPが92残り。メタグロスのHPが187なのでカウンターでも184ダメージとなって倒せない状態となります。

急所のリスクもありますし、グロスのAが高くて高乱数引いて死ぬかもしれません。

ここで欲張って(ほぼ実質)2体持っていこうとすることはせっかくのカウンターで数的有利をとったアドバンテージを無に返してしまう可能性があります。

不利な時は相手を極力荒らすように立ち回る、有利な時は極力安定択をとる。

例え格上が相手でも戦況は刻一刻と変化していき、その段階での有効な選択肢は変わります。

麻雀でも常に全ツッパするのが番狂せを起こしやすいわけではなく、攻め際に大胆に攻めつつ引き際には素直に引くことが最大勝率を求めることになります。

さて、こちらの控えはジュカインとサンダーです。

相手の残り1体がサンダーと確定していない以上カビゴンを取っておく必要があります。

幸い10万ボルトはあと1発耐えます。

サンダーを繰り出して、コメパンを被弾。HP165→HP115 50ダメージ。

これで初めてメタグロスのAの値が少しわかりました。低すぎはしないけど、おそらA205とかくA198とかではない。A176からA188の間といったとこでしょうか

  • 2試合目3ターン目
桂馬さんはヘラクロスを失ってしまった今となってはこちらのカビゴンの処理のためにメタグロスのHPを極力削りたくないはずです。

相手の控えがラグラージ以外に大きなリターンを取れる電磁波を交代読みで選択しました。

無事成功して交代で出てきたサンダーに麻痺が入る。ガッツポーズ。

また桂馬さんは1戦目に引き続きサンダー受けを用意しないインファイト選出であることが確定(まあ1戦目取ってるから無理して変える必要もないのですが)

  • 2試合目4ターン目
こちらは電磁波で技を拘ってますのでカビゴンチェンジを即決だが少し悩んだ振りをしてから選択しました。
桂馬さん側のカビゴン読み釣り出しメタグロスの選択肢もあるにはあるものの、こちらのサンダーはまだ10万ボルトは1発は耐える状態なので普通に殴る選択肢を所持しているので相手視点では難しい。
結果、相手のサンダーの電磁波という技情報を一つ引き出しつつこちらのカビゴンのラムを消費して無償降臨に成功しました。

  • 2試合目5ターン目
実はガン有利とはいえまだ決まっていない複雑な局面。
自爆はメタグロスのHPを半分以上削るので桂馬さんのメタグロスのDの努力値振り次第ですが後ろのサンダーの10万と合わせて倒せることもあります。(倒せないこともあります、その時はほぼ負けになります)
ですが、こちらは手負いのサンダー➕控えのジュカインで相手のHP満タンのサンダーを倒す必要があり相手の交代際の電磁波などによってはまだまだわからなくなります。

この局面ではメタグロス交換読みのサンダー釣り交換の選択肢(これが決まればほぼもう勝ち)もあり、のしかかり連打でのローリスクな安定択(グロスのラムを剥がせる機体値もある)もあります。
何よりまだカビゴンがサンダーの10万ボルトは1発は耐えるし、メタグロスのA次第では米パン1発耐えうる状況。
桂馬さんとしてはまずカビゴンをメタグロスのコメパン圏内に削ってカウンターという技を1つ消す。その上で何とかメタグロスカビゴンの有利対面を取って・・・という展開をしたい局面となります。桂馬さんは殴ってくるはず。

なので、まだ行動保証があるカビゴンを1ターン早く爆破させます。


リスクを背負いましたが、通りました。


  • 2試合目6ターン目
ジュカインを死に出しして、身代わりを選択しましたがあとは身代わり連打からのがむしゃらでの1本道の詰将棋ということで桂馬さんの投了となりました。
本来ここで桂馬さんが途中まで地震のダメージチェックとかやってたらきっと3試合目はまた違う展開になっていたと思います(でもその結果、3試合目が奇跡的な神試合になったのでそれもまた運命ですね)


  • 3試合目選出
金銀時代から大変お世話になっているシグルドさんが2007年くらいのあんぐら勢との飲み会で
「いつぞやの予選でラグラージのカウンターでヘラクロスを倒した」
「ノイヤはカウンターに弱い」
と複数回仰っていた伏線を16年越しで回収し、相手のポケモンの3匹のうち2匹をカウンター自爆の2ターンで削り切ったカビゴンがMVP並に活躍した2試合目はいくらなんでも出来過ぎでした。当初の予定とはだいぶ違っていた(もっとゆっくりとした試合展開を予想していた)のですが、勝てば官軍でしょうか。

カウンターの強すぎる拓は脳裏に植え付けたのできっと同じ手は2度と通じないでしょう。
ただ、桂馬さん側の物理5体に偏ってるパーティにおいてこちらのカビゴンの対処はどうしてくるのか?
 
理想は先ほどの試合のようなHP満タン対面を作るのではなくサンダーなどでカビゴンを削っておいて、鉢巻ヘラの圏内に入れることでしょう。
ただそれにはある程度のサイクルを行うことと、そこまで理想の展開(カビゴンを削って県内に入れる)にはターン数が必要です。
こちらは電磁波や威張るに身代わりを搦手として起点系構築のため、そういった鉢巻でぶち抜くための環境整備のためにターンをかければかけるほど勝負はどちらに傾くかわからなくなります。
相手はこちらのHPを削ってから一貫性を作ってぶち抜きたい
こちらはHPを削るよりも適宜1:1交換などをしつつも麻痺を撒いて全抜きしたい

そういう最終試合になります。どちらのサイドも楽な試合にはならないでしょう

ここで、勝ちプランを考えます。
桂馬さんの1試合目も2試合目もサンダー受けであるカビゴンを入れてこなかったです。
1試合目はサンダーミラーでの優位性よ、うまく鉢巻ヘラクロスの技の一貫性が取れている試合展開に持ち込んだことでサンダー受けがいないことは問題になりませんでした。
2試合目はたまたまこちら側のカビゴンが大活躍したとはいえ、サンダー対グロスの対面でサンダー受けがいないことによって少し辛いことを感じたでしょう。
桂馬さんはきっと3試合目ではカビゴンを選出してくる。
そして、僕は数年温め続けてきたアイデアで、直前にstoicさんに相談して「いいかもしれない」と認可頂き、1試合目中も2試合目中も絶対に会場の誰にも鉢巻を持っていないと思われているやんちゃ鉢巻めざ格サンダーでカビゴンをぶち抜くことを計画しました。


こちらの選出はサンダー カビゴン ジュカイン
ゲンガーを入れてサイクル寄りにするかかなり悩んだんですが、結局2戦目と変えませんでした。
もしジュカインの代わりにゲンガーにしてたら全く違う試合展開になったと思います。


さあ泣いても笑ってもこれが最後の試合。全力を尽くすのみ!
対戦宜しくお願いします!

  • 3試合目1ターン目
こちらの先発はサンダー 桂馬さんはカビゴン

いきなり初ターンから勝負の展開。先程の試合に似てますね。
今回は桂馬さんがカビを選出するだろうと予想しつつもノーマル技耐性を持つゲンガーを敢えて連れてきてません。
さて決断の時です。
今までと同じようにボルトロスのように電磁波撒きをするのか・・・
それともガラルサンダーのようにヤー!するのか・・・


(目覚める)パワー(格闘)!




よし、いける! 後攻の残飯カビにとって体力の5分の2を削られることは相当の痛手のはずです。(*カゴ眠る型だとそうでもない)
しかし・・・



いきなり麻痺3割を引いてしまう。両者のリアクションが対照的。
以下、脳みそフルスロットル宇宙猫モードへ

プランAであるガラルサンダーでのカビゴンぶち抜き計画である勝ち筋Aはここで頓挫。
誰もがわかるガン不利状況となってしまいましたが、ここからでも勝てるプランをとにかく探そうと足掻きます。
もしこの試合がここで終わっていたら多分この対戦記事は書いていなかったと思います。

はっきり言ってここからの自分は人生で一番頭を使ったかもしれないです。
この後の試合展開は自分の中で99点・ ・・いや、120点上げて良いと思います。


相手の控えと、自分の立ち回り、運ゲーを仕掛けるタイミング
膨大な可能性の未来を考慮して針の穴を通す・・・

  • 3試合目2ターン目
桂馬さん側は普通に攻めていればまず負けない試合展開なので安定択ののしかかり。
こちらはサンダー温存でカビゴンチェンジ。63ダメージで麻痺らず。



通常のしかかりは63ダメージで残りH193だから3倍(鈍い4回)まではまぁ耐えてもおかしくないかも?鈍い5回だともう無理そう? いずれにせよ乱数は絡んできそうです。

  • 3試合目3ターン目〜6ターン目
桂馬さん側は後ろにメタグロスがいるものの、のしかかりでラムが剥がれてしまうこととカウンター被弾が負け筋。
なので鈍いをしてくることはほぼわかっていました。
こちらの勝ち筋Bは鈍い5回積まれて攻撃されるまでの間に急所に当てることになります。
または、勝ち筋Cとして麻痺らせてジュカインを展開することです。
3ターン目の鈍い1回のカビに対してHP189⇨142なので お互いニュートラル状態なら70くらい。急所でHP140くらいまではぶち抜ける
ここで4回のしかかりを打ったの麻痺らず。
 
もしのしかかり4連打の途中で麻痺っていたら?
その場合、全く違う試合展開になっていました。
こちら側のカビゴンは
桂馬さん側の麻痺ったカビゴンの攻撃(ジュカイン交代)読みの自カビゴンのカウンター
or
攻撃透かし読み鈍い読みのジュカイン交換(ただし読まれて痺れなかったら試合終了)
という展開になっていたことでしょう。これはこれで全然別の試合になります。

  • 3試合目7ターン目

6ターン目に桂馬さんが鈍い3回段階でののしかかりをしてきたので自分のカビゴンは赤ゲージ。
3ターン目から6ターン目まで立てた勝ち筋Bと勝ち筋Cは残念ながら頓挫。
ここでカビゴンが倒されるこの7ターン目に再度のしかかりを打って麻痺らせる選択肢と自爆で共倒れの選択肢の2つが残りました。(のしかかり急所は前ターンまでと違って自分のカビゴンのHP赤ゲージな現状だと意味がありません。)
ここでかなり長考をして、3割からの先の細い道を探るのではなく10割からの道を選ぶことになりました。
結果的にはこの2ターン目から7ターン目まではカビゴンを後出しして1:1交換しただけだったんですがちゃんと勝率確保行動を行った上なので実は色々選択肢がありました。後世の歴史家に最善手解析はお任せします。

ただ、自分の手持ちは麻痺ってHPが減ってるサンダーとジュカイン。相手は健康な2体になるのでこの1:1交換は基本的には不利です。仕方ないね。

  • 3試合目8ターン目
ジュカイン対サンダー

後ろは麻痺したサンダーだしここは通すしかなかった、神に祈る素の威張る。


結果的に45%を引きましたがここまでそれなりに運悪いので許してください・・・お願いします何でもしますから。
そして1ターン目の後の宇宙猫状態の時に立てた逆転計画がこの自傷ダメージによって段々と見えてきました。
自傷ダメージのお陰でこちらのサンダーの10万ボルト2発圏内にサンダーが入ったのです。

この段階でほぼ機能不全となってるサンダーを無償で降臨することが出来たら相手にもうカビゴンがいないので行けるかもしれないという勝ち筋プランDが出てきました。
この勝ち筋プランDをどこで使うかをひたすら下がっていくこととなります。

  • 3試合目9ターン目
桂馬さんはメタグロス引き ジュカインが身代わり
桂馬さんは無駄にリスクを背負う必要がない有利状況なので安定択。
対してこちらも安定択。

  • 3試合目10ターン目
1試合目で持ち物チェックしておいてよかった、ラム持ちグロスに対してがむしゃら選択しました。
桂馬さんは地震、そしてこれを身代わりが耐えました。思わずガッツポーズ。
この地震耐えも勝ち筋プランAからプランFの中に入ってましたので、調整が生きたことと桂馬さんのメタグロスが想定通り攻撃の実数値が低めだったことに歓喜しています。
そもそももしA実数値188とかあったら計画は破綻してたので、どうやら僕の勝ち筋は残っているようです。

  • 3試合目11ターン目
この試合で最大の悩み所になりました。後でビーンさんに質問されたターンです

確実に100%地震を打ってくると分かり切ってるタイミング。
プランDのサンダー無償降臨をやるならここになるでしょうか。

ただしサンダーが麻痺っているのとメタグロスのHPがまだ115残っているので10万ボルト➕リーフブレードで落とせない確率がかなり高い。雪崩怯みを盾に突っ込んでこられたらリフブレ急所も含めて勝率はどれくらいになるんでしょううか・・・?

というよりここまでメタグロスに一度もちゃんと触っていないので
H全振り A低め Bまぁ普通振らんよね Cエアームド対策に雷パンチあっても振らない。 
で、DとSの振りがわかっていなかったんですよね。

ここで14年前のあの記事を貼る所ですね。


君はDが低くてSが高いフレンズなのかな?
それともDが高くてSが低いフレンズなのかな?

この勝負終盤に来てまでいまだに情報を収集することで、今時点の自分よりも数分後、1ターン先の自分が進化していることを信じて触りにいくことにしました。




かなりの長考の末、リフブレを選択。
HP115⇨95で20ダメージ。この情報は大きいです。
最低でもD実数値120後半、おそらく130前半の硬くて遅いグロスです。
これによっていつも桂馬さんが使っているカニックス(H 187A180弱くらいB151C-D133くらいS90代前半)でほぼ確定しました。
このDの高さによってパーティの方向性や他のポケモンの技や努力値振りなんかもぼんやりと見えてきます。

そして、この1ターンで重要なのはメタグロスのHPが115/187から95/187になったことです。
そう、いくら堅いグロスとはいえサンダーの見えてない、本来存在しない技である雷の高乱数引きに怯えることになるのです。
また、突っ込んできた場合でも10万ボルト+リフブレで倒せるのでサンダーへのいばみがという勝ちルートも残ります。

  • 3試合目12ターン目
さてプランDのサンダー無償降臨を一旦捨てて情報アドバンテージを得ました。
ここでプランEに切り替えます。
ジュカインが身代わり サンダーがコメットパンチ
ここは実況の方が言ってる通り、ジュカイン側がメタグロスに決定力がないので身代わりが割れない前提で地震を打つのが安定という意見もあります。
しかし、次必ず地震が来るぞというタイミングが来たら僕は捨てたはずのプランDでサンダーを出します。
ジュカイングロスだけの単純な1ON1の対面なら割れない前提でも地震でしょうが、後ろに浮いてるポケモンがいる時は色々と話が変わってくるはずでs。
この辺の択の何が正解だったかは後世の歴史家の研究に任せたいです。

11ターン目と違って地震を打ってくるか、それとも試合を決めにコメパンを打ってくるかは桂馬さんの指運にかかってしまうので、僕側は身代わり1択となります。

結果は粉コメパンがヒット。攻撃も上がらず、攻撃が上がったらその時はもうグロスに雪崩がないことを祈って地震読みサンダー交換です。


  • 3試合目13ターン目
身代わりでHPが39に。これで新緑が発動したのと、もしがむしゃらした際にリフブレ急所圏内になりました。
ここも後世の歴史家の研究に任せたい1ターンです。
粉コメパンがヒット。

  • 3試合目14ターン目
さて運命の1ターンです。身代わりでHPが1へ。
野球で言えば9回裏2アウト2ストライクです。
グロス側は地震を絶対に打てない局面です。

ここで攻撃を避けたら大逆転満点ホームランです。
がむしゃらからのリフブレでグロス倒してがむしゃらでサンダー削って、粉でよけるか後続のサンダーが痺れず動けば勝ちになります。
会場は絶対にウルトラ盛り上がってるはず・・・・。
無情にも粉米パンがヒット。

  • 3試合目15ターン目
ここからは僕にとってはもう終局が見えてきた状況です。
絶対に打って来る地震をサンダーを出してかわしました。

ptrstさんがツイートしていらっしゃるこの動きについてですが、地震を躱して初ターンに麻痺って以来遊び駒と化していたサンダーを何とか攻めに参加させるというのは11ターン目の長考の時も候補だった所ようやく遅れ馳せながら15ターン目でプランFに切り替えました。
攻撃が上がっていなかったのでまだいけるはずです。

  • 3試合目16ターン目
サンダーのHPは雪崩を耐えるか耐えないかといったギリギリの乱数のライン。
桂馬さんは長考の末、グロス引きサンダーチェンジ
サンダーのHP 153/180⇨75/180⇨105/180
8ターン目の素威張るの自滅ダメージのお陰で10万ボルトの2発圏内に入ったと思っていたのですが、ここで値千金のオボン。
 GBAオボンor金銀黄金の実というのはたったHP30回復させるという渋いアイテムなのですが、このアイテムをうまく使いこなせる人は本当に強者です。
金銀パルシェンや、GBAのゲンガーなどがHPの密度 が高く有効に使い易いです。
 
 
そもそも桂馬さん側のサンダーがオボンを持っていなかったらグロスで雪崩なり爆破なりのターンなのですが・・・いやーそうきたかーと感心しました。
  • 3試合目17ターン目
この時点でほとんどお互いのほぼ全ての情報が割れていて、順調に行った場合の20ターン目のフィナーレの姿がはっきりと見えています。
10万ボルトを打ち合ってどちらも赤ゲージ。麻痺らせるor急所で打開するというプランFはこの時点で終わりました。あとは3ターン後に訪れる最後のプランGです。
「これもしかしてガチの神試合ログになるのでは・・・」とこの前のターンくらいから感じていました。


  • 3試合目18ターン目
10万ボルトでこちらのサンダーがダウン。
はっきり言って初ターンでのしかかり1発で麻痺ったときはもう終わりかなと思いましたが、結局最後は痺れずに相手のサンダーをオボン混みで157ダメージも削ってくれてうまくリカバリ、さまざまな打開プランの一員として活躍してくれました。
今回はガラルサンダーとしての役割は出オチに終わっちゃったけど、この新型サンダーは本当に今回の3試合全てで活躍してくれて本当に良かったです。stoicさんコロナ禍の頃から毎年相談に乗ってくれて有難う御座いました。

ポケモン金銀、GBAの話が出来るキャンプ友達がいる幸福って半端ないです。

  • 3試合目19ターン目
ジュカインを死に出しして深緑リフブレで倒す。
静電気もゴツメも無い安心感半端ないですねw


  • 3試合目20ターン目
あとは神に祈るのみです。本日一度も発動していない光の粉さん。
最後の最後に、10%の勝率を残せるところまでは無理やり何とか持ってきました。


最後のジュカイン対メタグロスの、ユウキハルカVSダイゴ感といい、これ以上ない最高のフィナーレとなりました。

最後の対面が美し過ぎてこれ以上のGBA対戦宣伝動画を作れる気がしないです・・・。

・一貫性を作った時の拘り鉢巻の強さ

・カウンター自爆の太い拓を持つカビゴンの強さ

・身代わり、粉の試行回数を稼ぐことの怖さ

・ラムの実を持ったメタグロスの安定感

そして何より相棒(バディーズ)であるメタグロスを信じ、絆で結ばれた真のチャンピオン、桂馬さん。

仰る通り、ルビーサファイアは桂馬の時代。歴史の教科書にも載ってる事実です。

桂馬さんが運でも実力でもどちらでも上回りホウエン地方のチャンピオンであることが証明されました。

 


「信頼」「友情」を桂馬さんは裏切りませんでした。「感謝」の一言です。

全力を出せました。全く悔いはありません。本当にありがとうございました。


本来の鉢巻サンダーでカビを撲殺するという勝ち筋プランAから始まりプランGまで組み込んで足掻き続けた20ターン、短いようで長く 長いようで短かったです。

自分の中では初手の不利な状況からの細い勝ち筋を追い続け全力を尽くした、負けてもなお素晴らしいと言える敗戦試合ログとなりました。


こんな凄い試合になったのは、桂馬さんが王道を行ってくれたお陰です。

あといつもはこんなヒリヒリする神試合出来ないので、ホント偶然の撮れ高がやばいですw 

https://x.com/tellu_poke/ss/1710683521562689768?s=20には https://x.com/tellu_poke/st


atus/17106521562689768?s=20

BO3という初の試みにおいて、構築立ち回り試合展開全て一級レベルという数年?十数年?に一度レベルの試合が最高の舞台で出来ました。



最後に・・・

僕の金銀時代と同じ時期(2000年くらい)にポケモンオフいってた同年代の人は数多くいます。

みかえるとかCaptainJackとかライト君みたいにスマブラ界に移籍して僕よりも成功した人もたくさんいます。

そんな中、僕がこの場に呼ばれたのは色々な縁あってポケモン界の人達との人間関係が細いながらも長く続いてきたからだと思います。

あのレジェンドプレイヤーの桂馬さんと大きな場で試合をセッティングしていただいた全てのスタッフの方々 本当にありがとうございました。

特にポケモン委員会さんとすのーさんには直前の個体準備で多大な御手数をお掛けしてしまい大変恐縮です。




そして、対戦相手の桂馬さん。

2006年にかなりの時間を使って僕をポケモン界に引き戻してくれてありがとう御座いました。

もしあの古石場文化センターでスマブラオフとポケモンオフが同時にやっていなかったら、気分とノリで昔の知り合いの乞食さん(桂馬さんの旧HN)に会いに行って話してなかったら・・・・まず間違いなく僕はここにいません。

ひいては、君と初オフのポケモンリーグ2000東京大会予選の2000年11月1日に会えて本当によかったです。本当に僕はラッキーでした。


僕の人生は君のおかげで良い友達に恵まれて本当に豊かになりました。



対戦記事は以上となります。

ところで・・・実はシロガネ山では今回の桂馬VSしゃわはあくまで前哨戦らしいです。



さらに盛り上がる熱いバトルが今後4カードも組まれるようです。
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対戦も構築記事も対戦記事も力のすべてを出し尽くしました。

これからはポケマス1本で行く♂


終(所要時間5時間)
 

 



 

 https://x.com/tellu_poke/status/1710683521562689768?s=20

 

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